瀧山物語

埋もれた歴史を発掘することは未来に起こるかもしれない危険を回避する事にならないだろうか?

瀧山物語(拾ってはいけない隠された歴史。その秘密こそが未来に向けた教訓では?)

 

瀧山物語を書き進めて行くと、おとぎ話の「浦島たろう」につながってしまった。

■驚きながらも慎重に検証を重ねていくと、

安易に笑い飛ばし否定することが出来るだろうか?

という思いになった。

 

笑い話のような、事柄も、検証は必要だ。

■「うらしまたろう」との不思議な関係は、

平安初期の嵯峨天皇淳和天皇藤原氏空海如意輪観音秘話を探る必要が出てくる。

そして、

その話が瀧山焼き討ちの根本原因の一つと思われる。

 

 

平安時代初期の頃・・・・

 

桓武天皇により平安時代は始まった。

やがて、

息子達に、天皇の地位は引継がれて行ったが・・・

桓武天皇平城天皇嵯峨天皇淳和天皇

そこまで年月が過ぎた時に藤原氏の勢力は強大になり、天皇家は不安になったのではないかと思われる・・・・

 

 

嵯峨天皇は自分の娘を、弟の淳和天皇の妃にして、恒貞親王(皇太子)が誕生した。

天皇家の濃い血筋を維持するためだったのかもしれない・・)

 

氏姓制度」の社会で、天皇血脈に一番濃く、

次期天皇の後継で一番上位にいるのは恒貞親王だった。

しかし、皇室同士の婚姻は財力や権力に弱く、恒貞親王の立場は不安定だった。

当時、藤原氏の権力に対抗出来る他の氏族は殆ど無くなっていた。

そこで

嵯峨天皇

淳和天皇恒貞親王への力添えを空海真言宗)達僧侶を選んだと思われる。

勢力を広げ政治の実権を掌握し始めた藤原氏から天皇家を守るため

 

■臣下が臣下のままでは居なくなった時代。

嵯峨天皇の優秀な左大臣藤原冬嗣」(ふじはらのふゆつぐ)。

 

 その次男の藤原良房嵯峨天皇に気に入られ、

 嵯峨天皇の娘(皇女)を降嫁されていた

 

 (皇女はすでに臣籍降下し、「源潔姫」となっていた)

 

藤原良房 ↓


嵯峨天皇平城天皇淳和天皇仁明天皇

 

仁明天皇の後任に予定されていた恒貞親王

承和の変」で失脚させられた・・・・

源氏物語のモデルとなったと言われている「源氏融」(みなもとのとおる)をはじめ、嵯峨天皇の子供達「源氏」が仕組んだ事だった。

しかし、恒貞親王謀反人に陥れる作戦が甘かったため、彼らの陰謀だと周囲の人々は周知していた。

 

嵯峨天皇は、、次期天皇の候補者を自分の子供から選定しなかったのは、女御達が生んだ子供の中に、自分の子供なのか確信出来ない者もあり、また、藤原家の分家達が娘を差し出し権力を得ようとしていた世情があった様だ。

藤原氏の勢力は強く・・

藤原良房降嫁の皇女が生んだ男児天皇となった。

 

そして、藤原氏摂関政治が栄華を極めていくことになる

 

 

余談 :

紫式部源氏物語はその頃の出来事を土台に、

藤原氏が血脈的に正当なことを、宮中と世間に伝えた書物でもあった。(単なる恋愛小説ではない)

 

■失脚した・・ 恒貞親王とは・・


謀反の罪を着せられた皇族は殺害されるのが前例だったが、

嵯峨天皇淳和天皇空海菅原道真により、

恒貞親王は、出家し、大覚寺の初祖となった。

大覚寺嵯峨天皇の別邸。

 

 

桓武天皇・・・最澄天台宗

  ↓

嵯峨天皇・・・空海真言密教

  ↓(弟)

淳和天皇・・・空海真言密教真名井御前(淳和天皇の第4妃)

  ↓(息子)

恒貞親王・・・空海真言密教無実の罪で失脚。大覚寺の住職となる。

        空海と如意尼の娘恒貞親王の妻となり守り抜く)

 

では??

 

■「氏姓制度」の社会において、空海

皇室や藤原氏に対応できる血筋関係を持っていたのだろうか?

 

■目新しく霊験あらたかな「真言密教」を学んで来ていても嵯峨天皇が友情を表すような関係を作り上げる相応の人脈があったのだろうか?

 

■その不思議をさらに探求していくと・・・

興味深い記事を見つけた。

 

 

 

 

 


■海部氏の子孫、巖子姫が、真言宗の六角堂にはいり、

その後、淳和天皇の妃となり「真名井御前」となった。

数年後、宮廷から退出し、

甲山に神呪寺を建立し「如意」と号したと記載。

 

さらに、

インターネット検索では下記のような記事も出てくる。

 

 

さらに、別の記事には・・・

空海の弟子には「直系」いう言葉が使われている。

 

 

そして・・・直系・・とは

 

 

 

■直系とは、「あくまで純粋な生物学的血族の事」とある。

 

空海には家族がいた・・・

 

家族がいる事が悪いことではない。

キリストにもマグダラのマリアという妻がおり、娘がいた事は知られている。

 

・家族がいることを隠して「聖人」にしてしまう事こそが、民衆を惑わす事になっているのではないだろうか?

「聖人」ではなく、

その時代を精一杯生きた人間として描くことは出来なかったのだろうか?

 

 

■様々な本やインターネットからの情報を受けて、まとめてみた ↓

 

地方に残る逸話の中に、僧侶が少女を都に連れて行ったとの伝説がある。

 

その少女は「浦島子」(伝説の、うらしまたろう)の子孫で「家宝の珠」を持っていた。

人力を超えた能力の持ち主でもあった。

京の六角堂で真言宗の修行を行い成人していった。と・・・

 

美しく成長した少女はやがて

「家宝の珠」を空海に預けた。(家族を意味するのではないかと伝える文章もあり)

 

それから・・

20歳の頃、淳和天皇の第4妃になり、「真名井御前」と呼ばれた。

けれども、宮中では、周囲の女御や宮中の人達からの嫌がらせが強く・・・

住んでいる屋敷に火をつけられたこともあり、

疫病をうつされてしまった。

そこで、空海は冑山の寺に連れ出し、

療養するとともに出家し「如意」という名前を授けた。

 

淳和天皇から戻ってくるようにとの使いが来たが、宮中に戻ることはなかった。

ある時、淳和天皇が冑山に逢いに来てくれて「如意尼」は大変喜んだ。

病が癒えることもなく・・・

空海は「如意尼」の身体に似た如意輪観音を桜の木で彫り、

その中「家宝の珠」を入れ込んだ。

宮中でうつされた疫病は「らい病」で、如意尼も空海もその病気になってしまった。


如意尼は33歳の若さで亡くなり、その翌日に空海高野山で入滅した。

 

二人には数人の子供がいた。

その子供達に空海密教特別な密教を伝授していた。

 

注: 平安時代は「氏姓制度」で、より高貴な血族を得るための婚姻と、

   恋愛による婚姻があった様で、

   紫式部源氏物語にもみられるように政略的な婚姻も自由な愛もあったと思われる。

   当時の女性は幾度も婚姻を繰り返していた。

 

  一夫一婦制は、近年になってからの事

 
■「三十三観音参り」は

空海が・・病になってから祈願に廻った事で始まっている。

真実かどうかは、不明だが、語り継がれている話を集めると上記のような秘話になっていく。

 

 

 

■浦島子の子孫(海部氏)の

如意尼は特別な能力(弁財天の血脈)を持っていて、

人々を救うことが出来た。と伝えられている。

それは、如意輪観音としての信仰となって続いている。

 

■真名井御前の話 ↓


空海が桜の木で彫ったと伝えられている如意輪観音像 ↓

 



■真名井御前のルーツを探しに

浦島(うらしま)神社に行ってきた。

閑静な・・浦島神社  ↑

淳和天皇により建立された

訪れる人も少なく荒れてしまっているのが寂しい。↑

 

■「うらしまたろう」の伝説には諸説がある。

・うらしまたろうは中国大陸に行き戻ってくるまで長い年月を費やした。

北前船に乗って長い年月戻って来なかった。

海の神様の世界に行っていた。

 

 

「龍宮城とはどこなのか?」を想いながら?? 釣舟で 伊根湾を眺め、↓

🚘 海沿いの道を車で走り有名な「天橋立て」についた。↓

👬🚘「天橋立て」から後ろを振り向くと、「元伊勢神社」になる。

 

 

■真名井妃のルーツが「元伊勢神社」にある。↓

 



君の代 が、小石が集まり、岩となって、苔が生えて来るまで、長く続きますように。

日本の国歌「君が代」の さざれ石 ↑

 

 

この案内板の近くの池に 作り物の 亀がいた↓

 

■真名井妃(如意尼)のルーツ「浦島子」を検証。

■研究している人はいる。(掲載されている研究論文から抜粋)

「浦島子伝」は民間の神話や伝説ではあるけれども、

 漢文で書かれたものであり、「漢文伝奇」である。

古事記日本書紀に書いてあるが道教的雰囲気がにじみこんでいる。

世界中に領布する神話であり、「神婚神話」世界三大代表作品の一つ

人と神との婚姻。自然や神に対する人的行為の可能性を確認するもの。

日本古代文化における位置づけといえる。

 

 

■さらに、探求を進めていくと、

巫女の存在になってくる。

■古代社会において、巫女とは神の妻だった。
ある年齢に達した娘は神の儀式を受け、さらに、神の代理人となった男性と婚姻する。そこで誕生したのが「神の子」と呼ばれた。

日本だけではなく、広く世界に見られる話であり、キリストも神の子として誕生したと言われている。

 

 

■「有り得ない話!!」と・・・

・・・・笑い飛ばせない 現代の科学がある。

 

■有名な九州大学大学院のホームページからの抜粋。↓

 

<要約>

■私たちの住んでいる宇宙には3次元(縦・横・高さ)のほかに、4次元5次元6次元の世界があり、今、住んでいる3次元の世界空間に多次元の宇宙が折りたたまれて存在している。

極めて精巧なロボットが私達の肉体。肉体が死を迎えると意識エネルギーは肉体から離れ高次元の世界に戻っていくのではないかという仮説。

■仏教の輪廻転生の思想に近い。

は意識エネルギーが宿るのに最も良い物質なのかもしれない。

 

 

<要約>

■生とは何か? 死とは何か? 心とは何か? 意識とは何か?現代科学を持ってしてもすぐには解決の見通しが立たない問題を「科学における難しい問題」と呼ぶ。

■しかし、最近の分析技術の進歩により、「意識」の研究も状況が変わりつつある。

MRI(核磁気共鳴画像解析法)身体の中の水の動きを水素の状態の違いを調べることで解析できる。

■意識活動と連動して、脳の組織の血流、すなわち水の流れが瞬間的に変化する現象を解析することが出来る。

 

 

<要約>

■2013年「水の物理学、化学、生物学会議」が開催され会議の中心議題はの持つ記憶作用。

■氷の水・液体の水・蒸気の水(空気)・・第4の水として「液晶水」

■テレビの画面など、液晶物質はある瞬間の情報を長く記憶することが出来る。

つまり、個体と液体の中間の水。

それが、人間の肉体の中に在れば記憶できる水がある。

 

 

九州大学大学院のホームページを拝見すると、

人間の身体を血液が循環しているように、

水が地球や宇宙を循環しているのではないのだろうかと研究している状況。

 

 

・・水・・↓

 

(。´・ω・)? 氷の結晶 ↓

   

■水の原子を図にすると6角形になる。雪の模様を見ると6角形の形から枝が出ているようになる。・・・亀の甲羅も6角形・・・

■極めて精巧なロボットが私達の肉体。とは?

映画のターミネーターガンダムのように、人間の身体に出入りするとしたらどこからだというのだろうか?

 

・背筋がゾクゾクする。 ・苦労を背負っている。

・肩に霊が乗っている。 ・背後霊

など、背中と心霊現象をマッチングする言葉が昔からある。

背中には背骨の中に骨髄があり、その中で血液が作られている。

いくら太っても、背骨に脂肪と肉はつきにくい。??

 

人間だけがこの世にいると断定できない。

■人間だけがこの世界に存在していると断定できないとしたら、「神」という存在も、「仏」という存在も・・・安易に否定が出来ないのではないだろうか?

神が人間に乗り移る・・・も、同様に。

 

■宗教(仏教)を素粒子科学の観点からみつめ、謙虚な姿勢で、学問として見直しても良い時に来ているのではないだろうか?

 

人間とは何か? まだまだ未知の世界がある。

 

■引き続き・・・

浦島子、真名井妃、淳和天皇空海、が生きた平安時代を考察していると

 

年代を調べるのに危険なことが見えてきた。

西暦800年などのグレゴレオ歴は年代表記に、

      (日本の場合は)大変な誤差がある事だ。

 

 

■今、使用している西暦(グレゴリオ暦は、明治時代に入ってから使用された物。

それまでは、様々な暦が混在していた。

平安時代を調べるには下記の中国暦、時々変更になった暦が使われている事を考慮しなければならない。人間の寿命や年齢には50年~100年近くの誤差が出てくる。

 

・元嘉歴(げんかれき)中国暦・・朝鮮百済を経由し伝わった。

・儀鳳暦(ぎほうれき)中国暦

・大衍暦(たいえんれき・だいえんれき)中国暦

・五紀歴(ごきれき)中国暦

・宣明暦(せんめいれき)中国暦

 

そして、さらに

暦は、の時の治世者によって、自在に変動し支配されていた事

 

■暦の不確実さを証明する事の例として。

長寿天皇の年齢がある。

そして、

■「瀧山焼き討ち」の事件があったと思われる1189年頃から鎌倉時代にかけても、

2つの新しい暦京暦かなこよみ)が出来た。???

 

歴史に折りたたんで隠さなければならない事件があったことを意味しているのではないだろうか。確かに、1189年頃はうるう年があり、8月頃にはうるう月があった様だ。

 

上記のような暦の中で、

平安時代の人物や生誕を西暦〇〇○年で探していくと、迷路に入ってしまう。

人物の年齢誤差は50歳~100歳近くあると考えなければならない。

 

平安時代はどんな時代?

■平安末期の

石山寺に残された絵巻で少し想像はできる。

県立図書館より借用。   石山寺縁起絵巻 より

その中に、貴族の生活がある。↓

藤原氏の邸宅では・・貴族たちがのんびりと生活しているのか?・・・・

栄える貴族  藤原國能の館内の絵  ↑   石山寺縁起絵巻より)

■長い黒髪を維持するには沢山の栄養が必要と思われる。

やはり、下膨れの顔になるほど太めの体型が美しいとされたのかもしれない。

痩せた女性では、黒髪の量も少なく白髪や禿になるかもしれない。

白髪染などなかったのかも・・・

 

 

■その豊かさは神仏信仰からの授かりものとの事だろうか? ↓

その栄える貴族、藤原國能の妻が、夢に観音より寶珠(宝珠)を授かった。との絵 ↑  
石山寺縁起絵巻より)


■その地位や豊かさを授ける社会の根底に仏教があったと思われる。↓

常に豊かさに恵まれるように、祈願が行われていたのだろうか?

常榮會絵   多くの僧侶が集まっている   ↑    石山寺縁起絵巻より)

■病気平癒にも僧侶の祈祷が大切だった ↓

天皇の病気平癒祈願の絵   ↑ 石山寺縁起絵巻より)

■平民の間にも、祈願 等の目に見えない不思議を大切にしていた時代だったと思われる。↓

東国の人観音の夢告により、鯛の腹より院宣を得る。 の絵 ↑  石山寺縁起絵巻より) 

■(鯛)魚の中から、上皇の手紙が見つかる等、ありえない事が信じられていた。

 

本当に、神仏からのメッセージなのか、それとも、

嘘なのか・・・・(夢のお告げは?)

 

本当と嘘が・・混在していたと思われる。

 

 

 

<余談>

1000年程昔の話と笑えない現状が今も起きている。

■宗教に夢中になる人達によって、世界は破壊されつつある???

Wikipediaから抜粋し簡単に比較してみると、宗教と政治は繋がっている!!!

戦いの根底に宗教があり、

我こそが正しいと思う気持ちが、

争い戦争を起こしているのではないだろうか?

 

ウクライナの状況に、

キリスト教会からの反応がないことは、宗教の派閥争いが隠れているのではと推測されても仕方がない。

 

ロシアのプーチン大統領を動かしている思想家・宗教は何だろう?

長期間、人間一人が多くの残忍な行動に出るのは不思議な現象。

「これで良いのだ」

と陰でささやく何者かの正体

明らかにしなければどこまでも残忍さが続く。

どのような理由があろうとも、一般市民を殺害しで良いことはない。

 

人々の幸せを願うのが宗教であると言うのであれば

宗教が前面に出て戦いを止めなけらばならないはず。

 

上記の表を眺める限り、

世界を征服したいと願うのが

各宗教のように見えてくるのは間違いであって欲しい。

 

宗教とは何か?

目を背けることなく、

しっかりと確認しなければならない時が来たのではないだろうか?

今、

話題になっている統一教会に関しての

Wikipediaに掲載されている情報をつまんでみた。

・「世界基督(キリスト)教統一神霊協会」

    キリスト教霊的に統合させる教会・・との事

■日本にとって重大な事があるようだ ↓

日本に敵意を持っている様子?

日本の天皇孫の代血族婚姻関係となり、

日本を支配すると書いてある。

 

            

反日思想の中から生まれている思想   

 

 

そして、

韓国を中心とする

世界統一運動が本質と言える。

アメリカや世界に広がっている。

 

政治家へのアプローチ戦略

つまり、ターゲットの議員

若く頭脳明晰な女性信者を3名をつけて、

多様な面から議員を包み込み統一教会に加担させていく方法。

 

アメリカの共和党に広がっている。

 

 

 

 

■前アメリカ大統領のトランプ氏と安倍前総理は、

同じ統一教会の関係者だったと想定できる。

 

 

 

 

トランプ氏は再び大統領を目指すだろうし、

統一教会も、善悪関係なしに支援をすることになるのではないだろうか?

アメリカ大統領は全世界のリーダーともいえる存在だろうから。

統一教会は「反共産主義」を掲げているが、

ロシア・ソビエト連邦共和国にも進出していた。

 

 

 

ロシア正教会の重要な教会、

ウスペンスキー大聖堂で統一教会の儀式を行ったと記載してある。

 

さらに、

 

第3次世界大戦が起きた後韓国が世界の中心になる。と・・・

世界のキリスト教を統一する。 と・・・

 

偶然に戦争になったのではなかったとしたら???

世界の富豪と呼ばれる人達と繋がっているのでは???

 

世界はもう取返しのつかないところまで

来てしまっているのではないか???

 

世界の多くの宗教家と呼ばれる人達が、

「宗教とは何か?」

 

を自覚するしか、

現状を変えることは出来ないのかもしれない。

 

唯一神・教え」の考え方がもたらした結果と

受け止めなければいけないのでは。

■昔、日本でもあった事。

太平洋戦争で多くの若者が命を落とし、

原子爆弾が落とされるまで戦争をやめる事が出来なかった。

明治維新から昭和の終戦まで、

日本は「神国」として、アジア諸国に威張っていた。

神の国だから、戦争に負けるわけがないと・・

その頃に書かれた某宗教家の本がある。

 

■伝教太子(最澄)の思想と

アジアに広がりつつある国際主義・自由民主主義の違いを記している。

明治維新・王政復古を目指した人々は、

奈良時代を参考にしたと考えられる。

大和魂」「皇国日本」

そうして、

日本人以外は下僕と感じ

戦う相手は「鬼畜」となってしまう精神状態が芽を出してくる。

 

やがて、他国の人々に残忍な対応となっていった。

軍人は、一般市民よりも偉い人間となって

戦地では部下や一般民をも慟哭し残忍な行動を行った。

 

集団殺戮は、

思想の偏見なくしては出来ない事ではないだろうか?

 

仏教や神道や伝教太子(最澄)が

その行為を承知推奨してはいないだろうに。

 

指導者と呼ばれる立場の人間が、

自分の都合に合わせて「経典や言葉の解釈」をすることが

危険な武器になってしまうのではないだろうか?

しかし、

人間は・・自分だけの考えで生きていくことは

困難な様子がある。

イスラム教信者は・神の下僕として

キリスト教信者は・・神の子として

ユダヤ教信者は・・・アブラハムの子孫として

仏教信者は・・・・仏陀の教えに沿って

 

その教えを伝えるのは指導的立場にある人間だ。

 

宗教を信じない人間は・・・毎月の給料に支えられて

・・・・毎日を生きていく・・・経営者や上司の意思に沿って。

 

人間は 家畜化 を望んでいる?(考えなくて良いから)

 

牧場に放たれた牛を見て欲しい。↓

穏やかにのんびりと草を食べている。

苦労して食べ物を探す必要もないから皮膚は白くなっていく。

狼などに襲われる心配がないから草原でも目立つ白色で十分なため、

退化してしまったのかもしれない。

 

やがて、時期が来ると、牛達は 肉となって、ステーキに変身する・・・

■人間が願う穏やかな人生も牧草を食べる牛なんだろうか?

 

 

■誰かの意見に従って行動したがる人間が多いのは、昔も今も同じこと。

それは、不安にならなくて済むからだろうから。

 

そんな世の中で、

■本気で学ぶ「研究者」を粗末にしていないだろうか?

化学・物理・宗教・生物・等など様々あるが、研究費の支援はあるのだろうか?

学歴や博士などの経歴だけではなく、もっと多くの人々が、宇宙や人間や宗教を探求し知識を広めていかなければ、集団化した家畜同士が戦い、共に滅んでしまう地球がやってくるのではないだろうか。思考を停止してはならないのではないだろうか?

 

 

瀧山は平安時代、祈りと治療を行う(当時)最先端の山(僧の集団)だったと思われる。

神仏へ祈願のために行列が出来ていたとしても、空海・如意尼の遺伝子を受け継いで能力があったのなら当然のことかもしれない。

権力者が、平安初期の事を探り当て血脈(遺伝子)のある者を恐れ、焼き討ちで根絶やしにしたのも仕方がないことかもしれない。

暦も変え、歴史書も書き換え、まったくの闇に消し去ってしまった。

 

さらに、残酷な事がある。

 

不思議と思い研究し論文を発表された方がいる。

 

 

 

 



石山寺にある如意輪観音像が、日本でのみ見られる形の仏像で、平安後期からが特別な信仰となっていった。との研究。

平安初期に、如意輪観音空海が如意尼を彫った。

如意輪観音空海の直系の弟子達によって特別に重んじられた(直系は血筋)

石山寺には直系の弟子淳祐が入りその後真言宗の弟子達が入った。

 

残酷なことと思われるのは、

瀧山の焼き討ちで如意尼(如意輪観音)の、ひ孫にあたる子孫と、300件以上の寺院、信者(患者)達、合わせて500人以上を殺害た。

(無抵抗な人々を真夜中に焼き討ちし殺害した)

その陰で、

如意輪観音像に経を唱え特別な信仰を行い・・・

大量殺害を歴史から抹殺した・・・

 

如意輪観音(如意尼)はその残酷な出来事を受け入れたのだろうか?

 

■如意尼が開いた冑山の「神呪寺」

石段の中腹で淳和天皇の碑が迎えてくれる。

神呪寺の如意尼(如意輪観音)は現代でも、多くの人々の信仰を集めている。
絵葉書)より

 



 

・・・まだ、瀧山の解明には至らない。

 

・いつものように、瀧山の途中(うがい場)まで行き・・

(中間報告になっている)

「俺たちは何故死んだのか」

その答えを・・探求しながら、伝える事・・。

   

川の水でドリップコーヒーを沸かし見えない人達と一緒に飲んだ。ブラックコーヒーなので「まずい!」と言ったかどうかわからないが・・・・


これからも、しばらくの検索は続く・・